もっと、中外製薬
これまでは、機能・人財に焦点を当て、中外製薬の研究部門を紹介してきました。このページでは、研究員のサポート体制に焦点をあて、中外製薬を紹介します。多種多様な社員が活き活きと働き、イノベーションを生み出す。それが中外製薬の目指す姿です。
グローバル活躍の支援
中外製薬では、深い専門性を備えた多様な研究員が自社創薬研究サイト(シンガポール)やロシュ社研究サイト(スイス・ドイツ・アメリカ)を中心にグローバルで活躍しています。海外で勤務する研究員のみならず、日本で勤務する研究員においても様々な社内インフラを活用して世界の研究者と協働し、画期的な新薬を待ちわびている患者さんに一刻も早く届けるための研究開発を行っています。
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ロシュ・グループの様々な分野における研究者との人財交流プログラム
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海外研究者との意思疎通を図るためのテレビ会議システムの活用
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時差の壁を乗り越えて柔軟な働き方を実現する在宅勤務
定着と飛躍の支援
不安と希望を抱えた新入社員から、グローバルの第一線で活躍する研究員まで、イノベーションの泉源である社員の成長を、会社一丸となってサポートしています。
プロフェッショナルへの階段
OJT(On the Job Training)
入社後3年間を目途に、先輩社員がOJTコーチとしてマンツーマンでサポートします。OJTコーチを通じて、仕事の進め方をスムーズに覚えることができるため、入社後すぐに自身の能力を存分に発揮し、活躍できる体制が整っています。こうして経験を積んだ研究員たちは、やがて自らがOJTコーチとして後輩をサポートする立場となります。
Off-JT(Off the Job Training)
入社直後の導入研修を皮切りに、半年・2年目・3年目に、集合研修を実施しています。キャリアの振り返りや、社会人に必須なマインド・知識・スキルの習得だけでなく、仲間とのつながりを深める機会となっています。
さらなる飛躍へ
リーダーシップ能力の強化
研究開発を進めていく中では、さまざまな困難に突き当たります。中外製薬では、それらを乗り越えるための必要な能力を強化するために、多様な能力強化プログラムが用意されています。いずれのプログラムも、個人の成長を通じて、組織としての成果を最大化することを目的としています。
[能力強化プログラムの例]
- 多文化対応力養成プログラム
グローバルなチームをまとめるためのリーダーシップを、日本語・英語で身に付けることを目的としています。 - ファンクションリーダー養成プログラム
プロジェクトを推進するリーダーとして、チームビルディング力や、他機能との交渉力を身に付けることを目的としています。
キャリア継続の支援
あらゆる社員のワークスタイル・ライフスタイルの実現を目指し、入社後に迎える様々なライフイベントに対してもキャリアを継続できるよう、就業環境の整備を行っています。
育児への支援
育児休職中のスキルアップ支援や、復職後の働き方の整備(例:時短勤務の整備、コアタイムの短縮、在宅勤務など)を行っており、育児休職を取得した女性社員の復職率はほぼ100%で推移しています。加えて、2015年より男性の育児休職取得促進を目的とした制度の見直しも行っており、取得者数の増加や、育児に対する男女の参画意識の向上といった成果が見られています。
療養者への支援
社員ががん等に罹患して治療を受ける場合でも、雇用を継続しながら治療に専念することができる仕組みを整えています。さらに、外来治療を行う場合でも働きながら治療が受けられる仕組みを整えています。
主な就労支援の仕組み
雇用を継続しながら治療に専念できる仕組み
- 療養休暇制度
- 私傷病休職制度
働きながら治療が受けられる仕組み
- 就労支援プラン作成
- 段階的勤務(慣らし勤務)
- フレックス勤務
- 在宅勤務
- 休憩時間と休憩場所の確保
- マイカー通勤
- 社内外に相談窓口を設置